AjaXplorerの導入。その手順を紹介します。

2011年06月09日
実際に使用するかどうかは別として、人が使っているのを見て「コレは便利だ」と思い、ファイルマネージャーのAjaXplorerを導入することにしました。
FTPソフトや、Dropboxなどのクラウドウェブサービスのツールがインストールされていない場合でも、手軽にファイルを共有できるため、もし必要になったときには重宝しそうだと思ったからです。設定に苦労した部分もありました。今回はインストール手順を紹介します。
AjaXplorerは、もともとはWordPressのプラグインとしてあったもののようですが、現在は単体で動作するようになっています。特徴としては、ドラッグ&ドロップでファイルのアップロードができ、アップロードした画像の編集や音声ファイルの再生もできる、多機能のファイルマネージャーです。 しかし、インストールして実際に使っている人の情報が少なく、苦労した部分が多くあったので、ver.3.2.3を例にここに書き留めておくことにします。

1.ダウンロード

ダウンロードは公式サイト「AjaXplorer.info」から行います。
ダウンロードしたファイルを解凍すると、ajaxplorer-core-3.2.3というフォルダができるのでクリック。さらにその中に同じ名前のフォルダがあるのでそれもクリックします。


2.conf.phpの編集

ajaxplorer-core-3.2.3のなかの[ server / conf ] にある、conf.phpをサクラエディタなどで編集します。以降、紹介する部分は行数が順不同になりますがご了承ください。
ソースコードの頭の数字は、解凍直後の状態の行数を示しています。

・日本語の文字コードを指定する
setlocale(LC_ALL,'ja_JP.UTF-8');
開いたファイルの2行目、「<?php」の下に、この1行を追加します。これがないと、プログラム上での日本語の扱いや表示に不具合が生じる可能性があります。
また、これを入れないままセットアップを開始しようとすると、次のようなエラーが表示されます。



・エラーログの出力先を指定(たぶん…)
 /* (省略)
 * For example : define("AJXP_TMP_DIR", "/server/root/path/to/user/ajxp_tmp"));
 */
define("AJXP_TMP_DIR", "/home/hogehoge/example.jp/hoge1/hoge2/ajxp_tmp");
英語が苦手なので自信はありませんが、省略した部分を意訳するエラーログの出力先を指定せよ、と受け取れます。。。 ここでは、サーバのホームディレクトリからのパスを指定します。サーバのコントロールパネルなどに明記されていると思いますのでそれを記入しましょう。
最後の”ajxp_tmp”の部分は何でも構いませんが、指定した名前と同じディレクトリを、サーバに作成する必要があります。念のためパーミッションは書き込み可能(777や707など)で。


・使用言語を設定する
/*********************************************/
/*	DEFAULT LANGUAGE
/*  Check i18n folder for available values.
/*********************************************/
$default_language="ja";
“ja”で日本語を指定します。


・一度にアップロードするファイルの数を指定する
// Maximum number of files for each upload. Leave to 0 for no limit.
$upload_max_number = 16;
デフォルトでは一度に16個のファイルをまとめてアップロードできる設定になています。これを超えるとエラーダイアログで「一度にアップロードできるのは16個までです」と教えてくれます。
必要に応じて変更しましょう。


・アップロードするファイルの1ファイルあたりの最大容量を指定する
// Use either the php config syntax with letters for size (e.g. "2M" for 2MegaBytes , "1G" for one gigabyte, etc.) 
// or an integer value like 2097152 for 2 megabytes.
$upload_max_size_per_file = '30M';
※サーバのデフォルトでは2MBとなっていることが多いです。私が使用しているサーバはデフォルトが30MBでしたので、ここでの表記はそれにあわせました。必要に応じてphp.iniを編集してください。当然、サーバ側でphp.iniの編集が許可されている必要があります。

ちなみに私はこの設定を500Mに設定しましたが、実際にアップロード出来る容量は80MB前後でした。AjaXplorer側に限界があるのか、サーバ側にphp.iniとは別にrootで最大容量を設定されているのか…?


・管理者メールアドレスを記入
/*********************************************/
/* WEBMASTER EMAIL / NOT USED AT THE MOMENT!!
/*********************************************/
$webmaster_email = "example@example.jp";
メールアドレスを記入しますが、いまのところAjaXplorerからメールが送られてきたことはありません。。。


2.マルチエンコーディング化

AjaXplorer は標準で日本語に対応していますが、それでもまだ日本語化が甘い部分があるようです。
AjaXplorerは、デフォルトの状態では日本語のファイルが扱えません。先ほど指定したのはあくまでも「ファイルマネージャの表示に関係する部分の日本語化」であり、 完全に日本語に対応しているわけではありません。一部の機能において、文字化けが発生することがあります。 そこで、それを解消するためにマルチエンコーディング化を実施します。

AjaXplorerのマルティエンコーディングについては、下記のサイトで詳しく紹介されていますので参考にしてください。

趣味のブログ – AjaXplorer エディタのマルチエンコーディング化


3.ここにハマった!

2日間ほど、何故かAjaXplorerにログイン出来ない(アクセスを拒否されるわけでもなく、ID/PWを入力しても反応がない)ことがありました。
php.iniで”post_max_size”とupload_max_filesizeの項目に「2G」と指定していたことが原因でした。M単位までしか使えないんですね…。
(AjaXplorerと関係ないところでハマってました…)
2Gにした理由は、大容量のデータのやり取りを想定したのですが、結局のところ1ファイルに付き80MB前後の制限があるようです。ただし、この制限はサーバによって異なるかもしれません。


4.まとめ

AjaXplorerは、設定するまでが複雑ですが使い始めると「もうコレ以外は考えられない!」と思えるほど便利なファイルマネージャです。
ただし、設定が完了してログインしたあとにも、まだ複雑な設定をする必要があります。次回、そのあたりを紹介できたら良いなと思っています。
お楽しみに!

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